母乳育児をしているお母さんはおっぱいの事でたくさん悩んだりすると思います。分泌が少ないような気がする、逆に分泌が多すぎておっぱいが詰まってしまって痛い、乳腺炎になりそう、等、悩みは人それぞれです。今回は私が実際に産後のおっぱいマッサージを受けてみた感想をまとめたいと思います。
産後のおっぱいマッサージはどんな時に必要なの?
様々な理由で利用される方がいますが、以下のような方が多く来られるそうです。
- 母乳不足や母乳が出ているか不安な状態
- 乳腺炎、しこり、乳頭亀裂、白斑などのトラブル。
- 赤ちゃんが母乳を飲めない
- ケアをしておいしい母乳を赤ちゃんに飲ませたい
- 断乳・卒乳のケア
筆者は一番上の母乳が十分でているのか心配で母乳の流れをよくしていただこうと利用いたしました。出産した産院でも、退院後なるべく早めにマッサージに通う事をすすめられました。出産した産院では産後の乳房ケアのサポートがないので外部で探しました。区や市のHPを見てみると情報が載っているかもしれません。割引がきく場合もあるので、ぜひ有効に利用してくださいね!
産後のおっぱいマッサージでやってくれる内容は?
ここではおっぱいマッサージの内容を書いていきますが、場所によって内容は様々かと思います。私は何軒か別のマッサージに通ったので、それぞれを併せた内容を書いていきます。
1、まずは、助産師さんにどんなことで悩んでいるかをお伝えします。また、現在の授乳スタイルや回数など詳しくお伝えしていきます。この時に色々な話をしてくださるので、初めての育児で不安が多いママにはとってもおススメです。また、新生児の育児中は友人達と会う機会も減り、赤ちゃんと二人の時間が長く続きます。誰かとお話できるのは精神的にも楽になれるいい機会でした。
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2,赤ちゃんの体重を測ります。この時は洋服を脱がせてオムツだけで計測し、後からオムツの重さを全体の重さから引いて正確な数字を出していました。場所によってもどこまで正確にやるのかは違うかもしれませんね。
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3,実際に授乳をしているところをみてもらいます。授乳の姿勢が悪くて赤ちゃんがうまく飲めていないという場合もありますし、赤ちゃんのくわえ方が悪い場合もあります。正しい授乳の姿勢についてアドバイスいただけます。
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4,もう一度赤ちゃんの体重を測ります。ここで実際に赤ちゃんが飲めた母乳の量がわかります。
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5,マッサージに入ります。蒸しタオルで胸を温めてから助産師さんがおっぱいの状態をみてくれます。この時に硬くなってしこりっぽくなっている場合や、詰まりがある場合は取り除いて流れのいいおっぱいにしてくれます。また、分泌不足の人もここでつまりをとって、一度母乳をしっかり出すことによって分泌量を増やしていくとができるようです。ちなみにこの間、赤ちゃんは安全なベッドに寝かされていたり、床に寝かされていたり、マッサージしているお母さんの足の間で寝かされたりと、目の届く範囲で手を放して置いておきます。
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6,先ほど測った赤ちゃんの体重と産まれてからの日数を計算し、一日平均何g成長しているか割り出します。この数字によって、今後の授乳指導があります。新生児の場合は一日に30g程度成長していれば順調に成長していると言われます。1日30g × 1ヶ月(約30日)=900g ですので、一ヶ月検診で約1kgほど体重が増えていれば問題ないと言われています。体重増加が思わしくない場合は、「粉ミルクの人工栄養を○○cc、〇回あげて、一週間続けてみよう」というような指導があります。そしてまた一週間後の経過をみていくことになります。
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支払いをして終了
いくつか別のマッサージに行きましたが、所要時間はだいたい1時間くらいです。
おっぱいマッサージに行くタイミングは人それぞれですが、筆者のように分泌不足が悩みで行かれる方はまだ赤ちゃんが産まれたばかりかもしれません。新生児を連れてお出かけするのはドキドキしてしまいますよね。新生児用抱っこ紐、または新生児用のベビーカーをしっかりと準備しておきましょう。
私は2種類の新生児用抱っこ紐を用意しました。縦抱きの場合はベビービョルンがおすすめです。
新生児を縦抱きにするのは怖くてできない。。というお母さん。寝かせたまま抱っこできる抱っこ紐があります!私は縦抱き抱っこではなく、横抱きできる方の抱っこ紐を愛用していました。やっぱり首がまだ座っていない赤ちゃんは横抱きが安心です!
桶谷式マッサージはスパルタって本当?
桶谷式のマッサージはとても有名ですよね。私が住んでいるあたりにも少し頑張れば行ける距離に桶谷式のマッサージがあったので、行ってみました。桶谷式マッサージは少し厳しいということで有名ですよね。食事制限があって、根菜類の味噌汁と質素な和食中心な食生活を心掛け、揚げ物や甘いものなどのおっぱいがドロドロになってつまりやすい食事は控えるように言われると口コミを見てしっていたのですが、実際に私が行ったところは食事に関することは何も言われませんでした。
ただ、とてもハキハキとした助産師さんで、例えるなら肝っ玉母ちゃんという感じの方でした。私の場合、赤ちゃんが浅のみになってしっかりと乳首をくわえられていないようで、「もっと奥まで押し込んで!」と赤ちゃんが泣き叫んでいるのもお構いなしで、無理やり深くくわえさせようと何度もしていました。授乳のポイントはわかったけれども、「赤ちゃんが苦しそう。。」とちょっと思ってしまいました。。。笑
マッサージについてはしっかりとやっていただき、さすがだなと思いました。気になる方はお近くの相談室を探してみてください → 桶谷式の相談室を探す
母乳相談室の哺乳瓶もあります
混合栄養で母乳と粉ミルクをあげている場合、赤ちゃんがらくちんに飲める哺乳瓶を好み、おっぱいを嫌がるという現象が起きてくることがあります。また何らかの要因で母乳を一時やめる必要がある場合、その後に母乳に戻れれなくなる場合もあります。それらの防止策として母乳相談室という哺乳瓶が販売されています。
この母乳相談室の哺乳瓶はピジョンと桶谷式の共同開発のようです。一般の哺乳瓶の乳首に比べて出が悪くなっていて、母乳のようにしっかりと吸わないと出てこないのが特徴です。私は混合栄養をしていたのですが、やはり赤ちゃんが楽なミルクの方を好むという時期がありました。その時はこの哺乳瓶を使用して効果があったなと感じています。
まとめ
今回は産後のおっぱいマッサージについてまとめました。別の記事でも書きましたが、母乳を軌道にのせたい場合はスタートダッシュが肝心です。産まれたばかりの赤ちゃんを外に連れ出すのは勇気がいりますが、新生児用グッズをしっかりと準備しておっぱいマッサージにぜひ通ってくださいね。
私の場合、分泌不足が悩みでマッサージに通っていたのですが、どのマッサージでも分泌は十分あるんみたいだよ。と言われました。しかし、赤ちゃんが授乳後に泣くのです。同じ悩みを持たれているお母さまは、母乳不足感について書いた記事も読んでみてください!