赤ちゃんが産まれるとすぐに数時間おきの授乳がはじまりますよね。経産婦さんはすでに経験があるので問題ないと思いますが、初産の方は何をどうすればいいのか、悩まれる方も多いと思います。筆者は母乳で悩みに悩んで今考えると、一時期はノイローゼ気味になっていたのではないかなぁと思うほど、細かい事で一喜一憂する毎日でした。授乳をする前後に赤ちゃんの体重を計測し、今回は○○㏄飲めていた!とか、今回は分泌が少なくてどうしよう、、、前回の授乳から3時間経っていないののもう泣いているなんてやっぱり分泌がすくないのかなぁ。。なんて毎回毎回考えているうちに頭の中にはおっぱいの事だらけ。。自分を責める日々もありました。もう少し気楽な気持ちで赤ちゃんとしっかり向き合えたらよかったな。と今では思ったりします。
また産後ケアとして母乳ケアに通った時期もありましたし、母乳分泌促進のお薬を処方してもらったこともあります。(別記事で書きます)それだけ悩みに悩んだ授乳。
ここからはそんな経験を経て学んだ事などを数回に分けてまとめていきたいと思います。
母乳の利点について
母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養源です。赤ちゃんの成長になくてはならない糖質・タンパク質・ミネラルなどが豊富に含まれています。また、初乳という出産後に初めて分泌される少し黄色っぽい濃い目の母乳には、感染症から身を守るための免疫物質が含まれているので、ミルクで育てる予定のママさんも初乳だけはあげられるといいですね!とは言え様々な事情で上げられない方もいらっしゃるかと思います。最近のミルクは母乳に劣らないくらいよくできているそうなので、どうかご自分を責めずに、あかちゃんをたくさん抱っこしてに愛情をたっぷりあげてくださいね♪
母乳育児はママにとってもよい効果があります
赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって、子宮を収縮させるオキシトシンというホルモンの分泌が活発になり、お産後の体の回復を促します。
オキシトシンは別名幸せホルモンと呼ばれており、授乳のたびにこのホルモンが分泌されることによって、赤ちゃんを愛おしいと思う母性が湧き出てきたり、産後鬱などの軽減にも繋がるそうです。
これは私自身実感していました。その後1歳2か月で断乳をした後の2週間、これまでに体験したことのないほどイライラが止まらなくなり、このオキシトシンの分泌が急激に減ったからではないか?と思っていました。
簡単&経済的
粉ミルク、哺乳瓶、消毒、等を全て揃えると月に15,000円程度の出費があるそうです。ミルクは調乳してから適温まで冷ます必要がありますのでこの時間が煩わしかったりします。
母乳は無料ですし、あげたいときにすぐにあげることができ、赤ちゃんが泣き叫ぶ声を聴く時間を減らすことができます。特に夜間だけでも母乳で乗り切れると大変らくちんです。夜中に赤ちゃんが泣いた時、眠たい目をこすりながら調乳するのはかなり面倒ですよね。特に夜間は静かなので赤ちゃんの泣き声がより耳に突き刺さり、イライラ・アタフタしてしまうんです。。。母乳ならさっとくわえさせて、口封じをすることができます!笑
母子でのスキンシップの時間になります
母乳をあげている間、赤ちゃんはずっとママの腕の中にいます。はじめは慣れなくて方は凝るし、泣くし、授乳時間を楽しむ余裕などありませんでしたが、次第に母子ともの授乳タイムに慣れて、癒しのお楽しみ時間になりました。赤ちゃんがおっぱいを飲むお顔を見ながら過ごす静かな20分程度の時間。。とても幸せな時間でした☆母子ともに心が満たされる素敵な時間です。
まとめ
ここでは母乳のメリットについてまとめました。上記のように母乳育児にはたくさんのメリットがありますね。とはいえ、ミルク育児にも外出時にあげるのが楽だったり、分量がしっかりわかるので母乳不足に悩む必要がない等、たくさんのメリットがありますね。母子の数だけ育児の方法がある!という事でそれぞれのご家庭でママと赤ちゃんに一番あったやり方を見つけられるといいですね☆正解はありません!
次は母乳が分泌されるメカニズムや、授乳の手順、分泌を増やす方法について私なりに取り組んだ事を書いていきたいと思います。